雑多語録 〜叱られる前に悟れ〜

記されている事柄全てを鵜呑みしてはいけない。常に疑うことを忘れない精神を持って欲しい。

他愛もない空虚。

酒を飲んでいる。なので許してほしい。こんな日もある。 明日にはいつも通り生活している。きっと。そういうものでしょう。 しかし酒の摂取量が増えた。一種の逃亡行為の一端なのかもしれない。 特別何かあったわけではない。貧困でもなければ飯にも困ってい…

曇天から貴方に送ります。

拝啓、お元気ですか。 私は四肢がありません。 今日も吐息しか仕事がない私に比べ、世の中は進み、子供は遊び、老人は散歩三昧。 嫉妬にも飽きてしまいました。ヒトの形はそれぞれであると、自身に読み聞かせをしてあげています。 世界は実は単純なのではな…

”明ける”という概念から遠く離れた森から諸君に。

マンモスと相撲を始めてから7年が過ぎた頃のお話でもすることにしよう。 あのマンモスは流暢に関西弁を話していた気がする。 無性に腹が立ったので裸一貫、勝負に出ることにした。 それはさておき、流行りに乗っかるのもいいと思い始めた今日この頃。 私は…

唐突ですが、綴ります。

拝啓、とても法螺貝が好きだった君へ。 平成から令和へと時代が変化した昨今ですがいかがお過ごしでしょうか。 私はと云うと冬なのに相も変わらず汗ばんでおります。 貴方と最期に会った2年前から変わっておりませんね。 今は健康にお過ごしですか? 持病の…

腐敗、もはや不敗。

混濁から滴るやうに祖父は笑った。 その背後で日本刀を構えるかのように佇む老婆。 灰色はもう黄色。 瞬足で通り過ぎるゴリラ。 夕暮れを見て泣く父。 ゲーム脳で死んだドラえもん。 躁鬱で引きこもる初音ミク。 リスカする鉄人28号。 ブラックジャックは半…

タイトル未定

作詞 灰中彈平 ふと、空を見上げたんだ 少女が降ってくるのを見た 思い切り僕は唾液を吹きかけようと懸命に走ったら 邪念が邪魔して、いつの間にか僕は 触手の生えた犬からお年玉をもらっていた 虚構からこんにちは 空想からありがとう 蒼い空にはしば漬けを…

排他的思想、世への反発。

愚者たり得るには集団からの孤立が必要である。 集団交流(チームワーク)が必須項目である昨今の人間生活に於いてそれは完全なる逸脱した行動であり、普遍なる思想を持つ人々からすれば暴挙と言ってもいい。 命令に従うのは余りにも簡単だ。 忠実な部下に変装…

始、私、死。

社会に身を委ねている者共は、新生活の始動が。 学業に臨んでいる子等には桜が眩しいだろう。 多くの希望、夢に目を輝かせ通学路を歩き、自然や車の音色、風を全身で受け止めているだろう。 邪など微塵も感じさせぬ青春の塊達、翔べ。 しかしそれは始まりに…

年終。

一年の節目。 今年の終わり。 そんなものほど、どうでも良い事柄があろうか? 自らの身の終了はいつか? 世界の崩壊はいつか? 生活の終焉はやがて来る。 それに備えておけ。 浮かれるな。 だが、常に余裕を持て。 さあ、笑え、嗤え。 「時代の幕開けまして…

訪冬。

やがて秋の終結と共に襲来する冬の群れ。 拒んでも勝手に、傍若無人にやってくる奴等は嵐、台風の類よりもタチの悪いモノなのだろう。 季節は4種あるのだ。 考えた野郎は天国か地獄か、どっかでほくそ笑んでいるのだろうか。 言葉とは良く出来たモノで、日本…

普通ならぬ普遍

普通という概念について綴る。 普遍。 此れは、個々人によって偏りの出る表現である。 「これ、普通では?」という発言。 あなたにとっては普通であっても他者からしたら普通ではない。 あらゆる面で長けている成功者達。 有名人、芸術家、ミュージシャン等…

悟昼。

休みを得た時の快楽感といったら無いだろう。 身心共に安堵する事は大事である。 しかし、休む時間に対して労働時間の方が圧倒的に多いのは周知の事実である事は誰もが知っているのでは無いか。 昨今の人間は働くことを強いられている。 働かなければ、生き…

夏訪 故に夏バテ

月日が流れるのは早いもので、此の手記晒しも二ヶ月あまり更新せず放置していた。 そんな事を知った事かと言わんばかりに世の中は動いており、地球の奴も呑気に廻っている。 暑さが身体を侵食し始めた昨今。 身体が熱を帯びて、肌という肌から汗という塩水に…

人間たるもの。

支配、洗脳によって植え付けをされている我々人類。 あゝしろ、こうしろと指示される内に、 まだかまだかと指示待ち人間と化している事に気付いているだろうか。 未だ我々の知識では、時間というものを戻す術を持たない。 それはつまり一方通行の人生である…

おもひで。

記憶、思い出。 其れは人間にとって掛け替えの無いものである事は明瞭である。 しかしそれと同時に、未知なる未来へ旅立つ際に邪念となり得る存在である事も明瞭である。 過去を振り返る事は悪くは無いといつかの私は告げた。 懐古は確かに快楽を共有すると…

戯言 其の一

負から、絶望の底の底から始まった者は此れから上がり続けるしかない。 という考えをよく耳にする今日この頃。 春から夏へと変化するのを眼で見る事は不可能に近いが、心身で感じつつある昨今。 実に暑苦しい話題ではあるが、 御了承願おうか。 さて…… 果た…

微笑

地平線の果ての貴様は笑んでいるのだろう。 この私の霰も無い姿を見下しながら。 ただただ笑んでいるのだろう。 白骨と化した堕落者の我を。 墓石から這い上がれぬ我を愚弄する様に。 嗚呼、あゝ、貴様は本当に神なのか? 私の信ずるゼウスなのか? 全知全能…

暗示

確証の無い、不安なる未来に暮らす我々。 実在するかも分からないモノを追求し続ける研究者達。 人間は他愛も無い、且つ儚い生き物だ。 未熟であると悲観する毎日に絶望するか? 照らされたルートを只々歩く不毛な日々を望むか? 流浪の旅に、こんな時こそ出…

幸福理論 其ノ壱

我々人類、どういう訳か不幸に敏感である。 嫌な出来事に瞬時に反応し、すぐさまネガティヴ思考に陥ってしまう。 ミス、失敗に激しく怒号する、される事は少なくない。 皆、心の余裕が無いのだ。 病みという闇に引き摺り込まれる事もそう遠く無いのでは無い…

闇風

日中は陽が照り上げ、身体が熱を吸収し、汗という汗が噴き出つつある卯月の午後。 ヴァンパイアの類共が嫌う理由も多少なりとも理解出来た事であろう。 影を好むのもまた、一興。 陰と陽により、世界は完成している。 陽、つまり太陽が去ると同時に、夜の涼…

春舞

冬の撤退と共に、春の到来を迎えた今日この頃。 ピンクに染まる景色。 桜の花弁が空を舞い、より一層春を歓迎しているように見える。 胸に花飾りを身に付け、新たな勉学生活を始動させる少年少女の集い。 そして新社会人の群れ。 華々しい未来である事を願い…

憤怒

諸君はどのような場面で人に対して怒りをぶつけたくなるだろう? 自分にとって不合理、且つ不条理な発言をされる場合だろうか? それもあり得る。的を射ている。 しかし、多くの場面ではこちらの方が当てはまるのではないか? 「自分で分かり切ってる事を相…

愚者

人間は愚かである。 まずはそれを自覚すべき事柄の最優先事項である事を頭に入れて欲しい。 我々は様々なもの、事に手を"出し過ぎた"。 恐らく自分達で築き上げたものが火種となり、自らで身を滅ぼすこととなるだろう。 人間は何かに縋らなければいけないと…

全悟

人は悟る。 幾度となく悟りを繰り返す。 全てが善であるかは人それぞれである。 度重なる苦行、悪行を経て真に悟る。 その後如何なる人生を歩むのか、 理解した上で邪の道を選ぶのか、 はたまた考えを改め初々しい旅路を始めるのか。 どれが、何処が必ずしも…

欲求

この世に数多に蔓延っている欲求と云う存在。 その幾多ある欲求の中でも人々に共通して存在するものといえば三大欲求にも選ばれた 「食欲、性欲、睡眠欲」 である。 空腹を紛らわせるために何かを食したいと思う感情であり 他者との営みに講じたいと感じる事…

重圧

私達人間は日々、重圧に押さえ付けられているのではないか? 社会に出ればそれを垣間見れるだろう。 上からの圧力に屈し、只の頷くだけの人形と化す者も少なくない。 逆らえば、理想と云う名の予定表が崩れ去る事が恐ろしいあまりに。 総ては恐怖から来るも…

伸縮

髪は伸びる。 寿命は縮む。 背は伸びる。 しかし、背は縮む。 世界において伸縮は、せざるを得ないもの。 手を伸ばせば、感情は縮む。 それを踏まえるならば、 ゴムは唯一無二である。

深追

よく人々は、様々な面で深追いをするなと言ってくる。 何故なら知り過ぎる事は自らを死に陥れる事を 示唆しているのかもしれないから。 それ懸念して、言ってくるのであろう。 考えてみて欲しい。 深追い、つまり深く追うという事は、先にいる人間を追う行為…

道程

人それぞれ辿る道というものは違う。 自分が目指している道が、ある人にとっては邪の道であるかも知れない。 自分が目指すべき道ではないと感じる道も、誰かの目指す場所であるかも知れない。 人生に於いて、道は前にしか無いらしい。 では、前進する、とは…

暗夜

この時期は特に、夜が長い。 夏でいう夕方も、冬では夜と化す。 星々が目を覚ますのも当然の如く早い。 今宵の三日月もまた、満遍の笑みを浮かべ、 私たちを見下ろしている。 そうかそうか、そんなに嬉しいか。 心すら見透かされているのではないかと思いつ…