暗示
確証の無い、不安なる未来に暮らす我々。
実在するかも分からないモノを追求し続ける研究者達。
人間は他愛も無い、且つ儚い生き物だ。
未熟であると悲観する毎日に絶望するか?
照らされたルートを只々歩く不毛な日々を望むか?
流浪の旅に、こんな時こそ出るのもまた一興。
必ず、などという事は存在しない事を知れ。
乱世を怖れるな、いつかは起き得る事を思考に詰め込め。
念じる事は、神頼みと相違ない事を自覚せよ。
「監視されるのではない、監視する側へ赴け」