死
私にとって、死とは永遠のテーマであり、追及するが末は見えないものと認識している。
人は必ずそれを経験する。人生は死ぬ事で完成する。
愛する人、尊敬する人など、そのような人が死ぬ時は涙する人も居るのではないか?
哀しむ気持ちがわからない訳ではない。
が、しかし、私は喜ばしいものと感じる。
やっと死ねたのだな、と心の中で拍手、賞賛する。
私にとって、死とは最大の願望である。
数多いる学者、著名人、偉人、犯罪者、小説家、音楽家など。
彼等は死して尚、偉大だと称賛され続けている。
それは、何故か?
無論、死んだからである。死ねたからである。
人は死んでやっと、完璧になる。完全になる。
死を恐怖するものは、何故怖い?
死の先が何か分からないから不安になるのか?
そんなもの考えるだけ無駄である。
その死の先へ行かない限り、結論などでないのだから。
産まれ付いた瞬間に、死は隣に来るのだ。
死と隣り合わせ。 死、合わせ。
"幸せ"。これは私の持論でしか無い。
自殺願望者たちよ、死にたいのならば死ぬがいい。
私を君達を誇りにすら思う。
先に逝っててくれ。
どうせいずれ、皆逝くのだから、な。
「世の悲鳴は、奏でる。美しい哀唄を。」