雑多語録 〜叱られる前に悟れ〜

記されている事柄全てを鵜呑みしてはいけない。常に疑うことを忘れない精神を持って欲しい。

悟昼。

 

休みを得た時の快楽感といったら無いだろう。

 

身心共に安堵する事は大事である。

 

しかし、休む時間に対して労働時間の方が圧倒的に多いのは周知の事実である事は誰もが知っているのでは無いか。

 

昨今の人間は働くことを強いられている。

働かなければ、生きて行けないからである。

 

自身の価値を上回る存在、

金である。

 

これが無ければ死ぬのが今の人類である。

我々は進歩をした。

し過ぎたのかもしれない。

 

差別化が進んだ。

曖昧なものはなく、区別される事が増えた。

 

今でも何処かで誰かが死に、生まれる。

産まれること、それは死ぬ事。

南無阿弥陀仏

 

 

昨今の地球は、

住み易い世界になる事で、

孤独でも絶望しない者も増加している。

 

それはつまり、子孫を残さないという事である。

そのまま衰退して滅亡するとは微塵も感じていない。

 

 

自分1人が何をしても、何も変わらないと悟る者達。

其れを思う人間が貴方、貴女1人のみでは無いと思いなさい。

 

打破するなら、動け。

他人は他人、自身は自身である。

都合の良い時だけ他人を言い訳にする時点で、

自分は自分ではなく、他人と何ら変わら無いのだ。

 

 

 

「みんな違ってみんないい?

              他人の真似事に逃げた

          愚か者の前でも其れを吐けるのか?」

 

 

 

 

夏訪 故に夏バテ

 

月日が流れるのは早いもので、此の手記晒しも二ヶ月あまり更新せず放置していた。

 

そんな事を知った事かと言わんばかりに世の中は動いており、地球の奴も呑気に廻っている。

 

暑さが身体を侵食し始めた昨今。

身体が熱を帯びて、肌という肌から汗という塩水によく似た汁を出し続ける日々。

エアコンに頼らなければ恐らく死ぬのではないかと不安になる人々。

 

長袖から半袖と化す国民。

それにより肌がパンのように焦げて行く。

当然のように見えている此の私も、もう日本という国に毒されているに相違ない。

 

負けだ。私は負けを認める。

国に敗北した。闘いにすらならぬ。

これはネガティヴ思考だからではない。

 

いや、国ではない。

私が敗けたのは、太陽、貴様だ。

そろそろお前も休め、燃えるのをやめろ。

やめてくれ。

助けてくれ。

 

「痛いよう。い、太陽。

               _________太陽……?」

 

人間たるもの。

 

支配、洗脳によって植え付けをされている我々人類。

 

あゝしろ、こうしろと指示される内に、

まだかまだかと指示待ち人間と化している事に気付いているだろうか。

 

未だ我々の知識では、時間というものを戻す術を持たない。

それはつまり一方通行の人生である。

 

果たして、待っているだけで良いのか。

立ち止まって他人に都合良く操られる事に笑顔で受け入れるだけの凡庸な人間と堕ちる事は、私はお薦めしたくない。

 

その輪廻から外れる心を持て。

終わりのない無限回路の中で彷徨い、人生に幕を閉じるのは余りにも誇れない。

 

動け。抗え。逆らえ。

 

受け入れをするなら、ちゃんと吐き出せ。

 

当たり前を疑え。

 

 

人生とは、常に疑心暗鬼で過ごす事で有意義な時間を得られるのだ。

 

常人と逸脱するという向上心を持ったものこそ、真の勝利を得られるのだ。

 

 

闘え。それが人間の本能である。

 

 

「証拠として、戦争は絶えてないだろう?」

おもひで。

 

 

記憶、思い出。

其れは人間にとって掛け替えの無いものである事は明瞭である。

 

しかしそれと同時に、未知なる未来へ旅立つ際に邪念となり得る存在である事も明瞭である。

 

 

過去を振り返る事は悪くは無いといつかの私は告げた。

懐古は確かに快楽を共有すると云う点に関しては良いかも知れない。

 

あの頃はーと友人と語らうのは何とも賑わうものだ。

 

歴史の偉人達が居なければ、現在の私達は存在してないのも明瞭である。

 

しかし、私は、待てと言いたい。

 

 

過去に執着する事は決して悪くは無い。

だが、進歩を自らで停止しているに他ならない。

 

嫌な事があるとする。

其れを忘れられず、巧く前進出来ずにいるとしよう。

その時、記憶は邪魔では無いか?

 

良い事もまた然り。

其ればかりを何度も思い出し、空想し、前進する事を諦めてはいないか?

 

人間は前にしか進めぬ生き物だ。

過去ばかりを眺めるのはあまり良いとは言えない。

 

過去は美化されると、ある日の私は告げた。

此れは現在でもその通りだと思っている。

 

 

つまり、記憶が私達の成長を止め、時間だけを貪り、老わせ、いずれは死を与えているのだ。

 

 

此れはもう、どうしようもないのだ。

これを綴った事も、

 

 

 

                        既に過去の産物なのだから。

 

 

 

 

 

戯言 其の一

 

 

負から、絶望の底の底から始まった者は此れから上がり続けるしかない。

という考えをよく耳にする今日この頃。

 

 

春から夏へと変化するのを眼で見る事は不可能に近いが、心身で感じつつある昨今。

 

実に暑苦しい話題ではあるが、

御了承願おうか。

 

 

さて……

果たして、マイナスからのスタートが必ずしも此れから起こる事柄全てがプラスのみであるのだろうか?

 

物の例えで発したのであれば、

全人類よ、直ちに撤回願いたい。

 

我々は生半可な気持ちでこの議題に臨む事はない。

 

その瞬間のみの励ましで其のような戯言を発信したのであれば、万死に値するだろう。

 

心はガラスより脆い。儚い。

それを熟知した上で思考し直して頂こう。

 

絶望に底などない。

地面を掘り進めてもゴールに辿り着かないのと同じなのだ。

 

逆に、希望には到達点がある。

希みの場所へ辿り着けば、安堵という油断をしてしまう。

 

向上心は、時に人を駄目にする。

だが反省は良し、後悔はするな。

 

 

とどのつまり、私が言いたい事は此れだ。

 

 

「過度な期待はした所で、反動が大きいだけである。」

 

 

 

P.S.世界

お前は今、何想う?

 

 

 

微笑

 

 

地平線の果ての貴様は笑んでいるのだろう。

 

この私の霰も無い姿を見下しながら。

 

ただただ笑んでいるのだろう。

 

白骨と化した堕落者の我を。

 

墓石から這い上がれぬ我を愚弄する様に。

 

嗚呼、あゝ、貴様は本当に神なのか?

 

私の信ずるゼウスなのか?

 

全知全能は、絶望すら、兼ね備えておるのか。

暗示

 

 

確証の無い、不安なる未来に暮らす我々。

 

 

 

実在するかも分からないモノを追求し続ける研究者達。

 

 

 

人間は他愛も無い、且つ儚い生き物だ。

 

 

 

未熟であると悲観する毎日に絶望するか?

 

 

 

 

照らされたルートを只々歩く不毛な日々を望むか?

 

 

 

流浪の旅に、こんな時こそ出るのもまた一興。

 

 

 

 

必ず、などという事は存在しない事を知れ。

 

 

 

 

乱世を怖れるな、いつかは起き得る事を思考に詰め込め。

 

 

 

念じる事は、神頼みと相違ない事を自覚せよ。

 

 

 

「監視されるのではない、監視する側へ赴け」